古書買取に自宅の本を売りに出す場合どんなジャンルのものでもよいわけではありません。
人気のジャンルがあるので、いま売れ筋のものを出すことが高く売れるポイントです。
たとえば東洋医学はその一つです。
東洋医学は古くからある民間療法ですが、実際に高い効果を得られることから注目を集めています。
現代のような医療機器がなかった時代に蓄積された知識ですが、科学的根拠があるものも少なくありません。
古書買取では人気の分野の一つなので、もし押し入れに眠っているなら迷わずに出してみるのが良いでしょう。
値段はお店によって異なる場合があります。
いくつかのお店で見積もりを出してもらい、最も高い値がついたところで売ることが大事です。
自分にとって全く興味がない分野であっても、マニアにしてみれば喉から手が出るほど欲しい古書です。
時代を超えて先人たちの知識を受け継ぐのは素晴らしいことです。
インターネットでは決して得られない知識です。
古書買取が成功するかどうかは、ひとえにその本の真価を見極めてくれる優良な買取店を見つけることができるかどうかにかかっています。
正当に評価されれば数万円の価値をもつ古書であったとしても、目利きのできない全国チェーン店などに古書買取を依頼してしまった結果、わずか数十円の金額で譲り渡すことになってしまったというケースは珍しくありません。
このようなことを避ける意味で着目しておきたいのは、その書籍の刊行された時代です。
買取店にもそれぞれの個性や強みといったものがあり、どのような時代の古書を中心的に取り扱っているかを知ることも、古書買取を成功に導くための重要な要素といえます。
新刊に近い本ばかりを好む店舗があるいっぽうで、戦前の雑誌やマンガなどを専門にしている店舗もあれば、近世の浮世絵や洒落本などを専門にしている店舗もあります。
もちろんそれぞれの専門分野にぴったりと合致すれば、高値で買い取ってもらえることは間違いがありません。
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